御朱印たび

神社・寺院の参拝日記どこでも御朱印帳は持っていきます(笑 

駒岡不動尊 照光山 常倫寺、丘の上の不動堂

武相不動尊を回っているときに第17番長松寺のすぐ隣にあった常倫寺へ立ち寄りました

長松寺はリストでは「駒岡不動尊」となっていましたが、御朱印には特に駒岡の文字はなく、バス停も駒岡不動尊バス停はこちら常倫寺側にありました

本堂から階段を上った丘の上に不動堂があります

 

照光山 常倫寺

常倫寺は天文11(1542)年創建と伝えられる曹洞宗のお寺で、ご本尊は釈迦如来

お寺のホームページではご本尊と並び「鎮守 駒岡大聖不動明王」と紹介されています

 

境内をあるく

境内は自然の中にあってとても静かです

乳母銀杏伝説のある天狗がすむといわれる大木があります

 

入口

 

参道となりの坂の先に広い駐車場があります

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山門から本堂

 

山門から見えるのが本堂です、写真を撮り忘れてしまいました

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庫裏でインターホンを押して奥様に対応していただきました

本堂のカギを開けて下さり、ご本尊前でお参りことができました

ここで初めてお不動様がご本尊でないことを知って改めて聞いてみると本堂と庫裏の間を抜けて階段を上がると不動堂がありますよと教えていただきました

 

駒岡不動尊(不動堂)

 

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お寺を創建した小田原北条氏家臣の守り本尊であった不動明王行基作とされる)を安置したのが駒岡不動尊の始まりとのことで、かなり古い歴史を持つようです

現在のお堂は明治3年3月28日に再建されたもので、大山と成田山から勧進した不動明王とのこと

お寺のホームページに写真があったのでお借りします

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現在も1・5・9月に不動講が行われていて、講員募集もされています

 

御朱印

本堂の右手の庫裏で御朱印を聞いてみましたが、奥様によるとやっていらっしゃらないとのこと、残念

ただ何度かお参りしていただけた、という情報(2017年)もありご住職がいらっしゃるときなどいただけるタイミングがあるのかもしれません

お寺はとても静かで落ち着く雰囲気で、カルチャー教室のようなイベントもやられているようなのでタイミングよく近くを通ることがあればまた寄ってみたいと思いました

 

www.jourinji.com

 

今日の一枚

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万松山 延命寺(ぽっくり往生の寺)、牡丹を見に行ってきました

 

関東三十六不動霊場めぐりの時、高尾山や西新井大師で知った、東国花の寺百ヶ寺

GWの牡丹に合わせて神奈川11番、延命寺に行きました

小田急新松田駅から徒歩で5分ほど、境内に広い駐車場もあります

満開のピークは例年4月下旬~5月上旬とのことでしたが残念ながら今年は少し過ぎてしまったようで、境内に残っているいくつかの牡丹を見て回りました

 

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万松山 延命寺(東国花の寺神奈川11番)

延命寺は文明4(1472)年創建の曹洞宗のお寺でご本尊は聖観世音菩薩です

時代劇で有名な桜吹雪の遠山の金さんの直系のご先祖様が母の菩提を弔うために建立したと伝えられているそうです

 

牡丹

山門から本堂までの道を中心に牡丹が植えられています

パンフレットによると平成9年に約2千本の牡丹を植えたとのこと

4月中旬には毎年牡丹まつりも開かれています

 

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境内を歩く

境内は結構広いです

車は本堂前まで入ることができるようです

入口から山門、本堂

 

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観音堂

 

観音堂は宝亀元年(770)に建立され、ご本尊の薬師如来と聖観世音菩薩、行基作胎籠馬頭観音土仏2体がおさめられています

江戸時代に近隣の沢尻部落より延命寺境内に移されたということです

現在の沢尻集会施設は延命寺からは南西に650mくらい、本当に近隣だったんですね

 

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地名がなんとなく聞き覚えがあるなと思って調べてみたら、日本昔話にこの沢尻が舞台になっているお話がありました

坂東5番勝福寺と思われる飯泉の観音様という言葉も出てきます

nihon.syoukoukai.com

ポックリ弁天堂

 

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昭和38年に観音堂から2体の観音様を移し、弁天様と安置したというのがこのポックリ弁天堂

腰、シモ、スソの世話にならず安らかに往生を遂げることができるそうです

 

御朱印

本堂右手の庫裏(客殿かも?)にて東国花の寺の御朱印をいただきました

少し対応が不慣れな印象がありましたが立派な墨書きをいただきました

 

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①奉拝・小田急沿線武相観音第二十二番 ②日付 ③馬頭観世音・ ④万松山延命寺東国花の寺百ヶ寺萬松山延命寺

 

ご本尊は聖観世音菩薩と聞いていましたが、東国花の寺の御朱印とお願いして書いていただいたのは馬頭観世音でした

一番古い仏様になるからかな?

そして気になる右上の朱印・・・

 

小田急沿線武相三十三観音霊場

その名の通り小田急線沿線の寺院で構成される観音霊場のようです

霊場紹介によると開創は1936(昭和11)年とかなり古くからあるものですが、現在は活動はしていないみたいです

寺院リストを載せているホームページがありましたのでリンクしておきます

結構他の霊場巡りでいく札所も含まれていますね

 

> 小田急沿線武相三十三観音霊場 - ニッポンの霊場 - 日本各地の巡礼霊場をご紹介

 

今日の一枚

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関東三十六不動 34番・35番 千葉県いすみ市、結願の旅

 

関東三十六不動霊場巡りもついに最後となりました

残るは千葉県いすみ市の2寺院、千葉県は本当に広くて大変でした(笑

地図では近く見えますが、鉄道・駅からのアクセスはちょっと良くなくて車で行くのがよさそうです

今回は第34番 夷隅苅谷不動尊と第35番波切り不動尊、そして上総一ノ宮の玉前神社に寄りながら結願証をいただくため成田山新勝寺へ向かいます

 

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34番札所 幸野山 宝勝院

宝勝院は天台宗の寺院で、ご本尊は釈迦如来不動明王です

本堂手前の不動堂にお不動様がいらっしゃいますが、普段は秘仏とのこと

酉年と年2回の大祭(3・9月の28日)が御開帳となっています

 

本堂

正面が本堂です

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不動堂

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途中雨が横殴りになってきてちょっと大変でした

不動堂ははいった先がさらにガラス張りになっていてそこから拝むことができました

あとで御朱印をいただきながら聞いた話ですが昔はこの大祭に屋台が出て近くの子供さんたちもたくさん集まっていたそうです

最近では人も少なくなり大きなお祭りはなくなってしまったそうです

 

御朱印

今回から般若心経の写経を納めています

庫裏にて、めずらしく墨汁ではなく墨を擦って書いていただきました

途中墨が薄いかな?と擦りなおしたりしながらいろいろなお話を伺いました

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続いて35番札所へ~

国道465号を進み太平洋側へ一気に走ります。30分くらい?

 

35番札所 阿舎羅山 不動院 大聖寺

 

大聖寺天台宗のお寺でご本尊は不動明王阿弥陀如来です

お寺の名前はお不動様を表す言葉x3とのことで

・阿舎羅山 → アチャラナータ(サンスクリット語不動尊の意)

不動院 → そのまま不動尊の意

大聖寺 → 大聖不動明王不動明王の冠名)

 

茅葺の不動堂

不動明王は国指定重要文化財の茅葺の不動堂に祀られています

この不動堂は室町時代の建築で江戸時代に隣町の清水観音(坂東32番)から移築されてきたとの言い伝えがあるそうです

通常は秘仏とのことで、この日も小さな窓からやっと奥にうっすらお姿が見える感じでした

 

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本堂

本堂は中に入ってお参りすることができました

 

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御朱印

庫裏にてご住職に書いていただきました

 

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ついに関東三十六不動霊場巡拝結願・・・!

12月の大山寺から始まった三十六不動の旅もここ大聖寺で無事結願となりました

不思議なものであまり終わったという実感や満足感などよりも次はゆっくりいろいろ見て回りたいという気持ちのほうが強かったです(笑

まぁ今回は時間があまりなかったので、週末にかなり一気に回ったりもしましたし3回巡拝すれば過去・現在・未来の分になるともいいますし(๑>◡<๑)

 

そしてこの後成田山新勝寺にて結願証をいただきました

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ms825ft.hatenablog.com

 

 上の記事では新勝寺御朱印帳に・・と書いているんですが、今になって重ね印や掛け軸もいいなぁと思い始めています

何カ所か掛け軸の完成品が飾られているお寺もあったので家宝にいいなぁと・w・;

 

成田山ではちょうど花まつりをやっていました

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上総国一之宮 玉前神社

大聖寺のある大原からすぐ近かったので、上総国一之宮である玉前(たまさき)神社に寄ってみました

玉前神社延喜式名神大社上総国一之宮で御祭神は玉依姫命(たまよりひめのみこと)です

玉依姫命神武天皇の母とされています

 

平成の大修理が終わった直後

偶然でしたが、大祭・十二社祭り千二百年記念の平成の大修理(平成18年~)がちょうど終わったときだったようで、参拝した4日後に遷座祭が行われたようです

本殿がぴっかぴかでした

(o・ω・)はて遷座祭前ということは神様はいったいどこに・・・

 

社名碑から本殿まで

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御朱印

本殿前の授与所でいただきました

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①奉拝・上總國一宮 ②玉前神社玉前神社 ③日付

 

今日の一枚

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関東三十六不動 7番 川崎大師不動堂

 

京急大師線川崎大師駅にやってきた

 

初詣の人出ランキングでもよく見かける川崎大師です

今回は川崎大師と駅近くにある若宮八幡宮金山神社へいきました

 

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7番札所 金剛山 金乗院 平間寺(川崎大師・不動堂)

金剛山 平間寺、通称川崎大師は真言宗智山派大本山でご本尊は厄除け弘法大師です

昭和39年に作られた不動堂に成田山新勝寺ご本尊のご分躰を勧請したご本尊・不動明王像が祀られています

開創は大治3(1128)年で平成29(2017)年は開創890年の節目となっています

 

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本堂

まだ仲見世も空いていない雨の朝だったせいか人もまばらでゆっくりお参り

本堂では若いカップルさんが経本片手に般若心経を読経していました

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ご本尊 厄除遍照殿の御朱印

本堂内右手の受付でご本尊の御朱印をいただきました

去年初めて来たときもいただいていますが、そのときは7月の風鈴市の印

今回は開創890年の印がありました

 

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(奉拝 遍照殿・川崎大師・厄除遍照殿 梵字大本山平間蜜寺 大本山川崎大師平間蜜寺・日付 開創八百九十年

※右が去年の風鈴市のときのもの 

 

川崎大師のホームページでは御朱印の種類やいただける場所も紹介されていて、合計8種類の御朱印がいただけるとのことですが、参拝時期などで押される印については特に記述がないのでどういったものがあるのか全部はわかりません

10年に一度の大開帳の際「赤札」と呼ばれる特別なお札と御朱印があるという話を聞きましたが、御朱印については風鈴市参拝記念の印のように大開帳参拝記念、という印が押されるようです

ちなみに次回は2024年とのことでした

 

不動堂

こちらも2回目、不動堂です

お参りと御朱印は中に入ってどうぞ、と書いてありますがみんな外で拝んで帰ってきます(o・ω・)

 

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まだ9時過ぎということでゆっくり読経させていただきました

こちらのご本尊は常時開帳なのかな?去年も拝観したと思います

去年はまだ何も知らずにお参りに来ただけだったのでもしかしたらお前立なのかもしれません

今回見たお不動様は天井に届きそうな大きさの立派なものでした

 

武相不動尊も回っちゃう

流れとしては今回関東三十六不動のお参りなのですが、こちらは同時に武相不動尊の第一番札所でもあります

 

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というわけで以前の記事にも書きましたが、こちらのオリジナル御朱印帳をいただき武相1番の御朱印も一緒にいただきました

川崎大師でオリジナル御朱印帳をいただく場合、そのお堂のご本尊が1ページ目にすでに墨書きされています

ちなみに不動堂では「武相第一番」の御朱印となるようです

そういえば昨年何も言わずにいただいた御朱印も武相一番でした

 

ms825ft.hatenablog.com

 

関東と武相の御朱印

(関東三十六不動霊場第7番)

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(武相不動尊霊場第1番)

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薬師殿や百観音巡り

御朱印情報を、という方にはもう一つ不動堂のさらに左手にある薬師殿にて薬師如来様の御朱印がいただけます

今回は回りませんでしたのでまた次の参拝の時に行ってみようと思います

いまなら御真言もばっちりです(o・ω・)b

また、不動門近くのつるの池は現在改修中で立ち入り禁止になっていました

開創850年記念の時の降魔成道釈迦如来像、そしてその奥に890年記念事業の日本百観音霊場お砂踏み参拝所が建立されているところのようです

もうホームページにも出ているので完成しているのかもしれません

奥の石柱がお砂踏みのレリーフになるんだとおもいますが・・・

 

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若宮八幡宮金山神社

モザイク無しではお送りできないクオリティ。。。

駅を川崎大師と逆方向に進むとすぐに若宮八幡宮があります

こちらは境内社として金山神社・藤森稲荷神社・厳島神社大鷲神社があり、中でも金山神社知名度としてはむしろメインではないかと思われます・・・

 

若宮八幡宮

若宮八幡宮仁徳天皇を御祭神として祀る神社です

創建は記録に残っているもので永禄2年(1559年)頃、東京都大田区東六郷にある八幡塚六郷神社から分祠されたのが始まりとされているそうで、武相不動巡礼のときに寄った宝憧院の最寄り駅、六郷土手駅前に張り出されていた例大祭ポスターで見た六郷神社のことだと思われます

境内には社務所(2Fは郷土資料館らしい)や幼稚園も併設されていて地域とともにあるタイプの神社だなと思いました

 

のぼりを見るまでは。

 

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あっこれはいろいろと問題がありそうな感じだ!

 

とりあえず先に御朱印の紹介だ(震え

なお、どういうタイミングなのか翌日が境内社金山神社例大祭かつ当日は1日ということで月次祭と大変準備にお忙しい中御朱印をいただくことができました

当初今日は忙しいのでという感じだったのですが、女性神職の方がどちらからお越しですか?と聞いてくださって近隣でない旨伝えるとわざわざ時間を割いてくださいました

本当にありがとうございました

なお、女性神職の方は個人的に海老名鎮座の有鹿神社禰宜さんによく似ているなぁ・・と思いました(うまい棒のあの人です)

 

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(大師河原総鎮守・若宮八幡宮 社印・日付)

 

金山神社

金山神社若宮八幡宮境内社で、金山比古神・金山比売神を御祭神として祀る神社です

御祭神は鉱山や鍛冶の神で、本殿は鉄と鍛冶場をイメージした作りでちょっと珍しい外観となっています

 

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いろいろ写ってはいけないものが・・・

すでにのぼりでお気づきの方もいらっしゃるとおもいますが、こちらの神社は「かなまら様」とも呼ばれ、いわゆるアレが御神体となっています

外にもオブジェよろしくいっぱいあります

 

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ブログが通報されそうなので良心がとがめたので最大幅のモザイクをかけましたヾ(o・ω・)ノ幼稚園併設なのにいいのかこれ・・・

 

翌日の例大祭はあとで調べたところ「かなまら祭」という3~5万人が押し寄せ、メディア取材や警察による交通整理なども行われるとんでもないお祭りだったようです

詳しくはいっぱい紹介されている記事が見つかると思うのでぜひ検索してみてください(笑

 

忘れるところでした、御朱印です

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(大師駅前鎮座・金山神社 社印・日付)

 

ちょっと調べると書き手さんによってはイラストっぽくなった御朱印をいただけることもあるようです

ほ、欲しい・・・かな?うーん?

 

今日の一枚

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(川崎大師・不動堂)

 

 

 

関東三十六不動 31番 岩槻大師 彌勒密寺

東北自動車道を岩槻ICで降りてすぐ、関東三十六不動霊場会の事務局にもなっている岩槻大師です

国道16号から向かうと寺院裏手に出てしまい細い道を進むことになるので122号線側から入るとよいみたいです

熱心ともいう。

個人的に何か食べようとお店にはいって、今日のおすすめとかが看板にでていたり聞いたときに教えてくれるお店はいいところだなって思います

聞いてもはっきりしなかったりそもそも聞く雰囲気じゃないようなところはちょっとだめですよね

かといって聞いてもいないのにこれがいいよって決められるのはもっと困りますよね(笑)

 

・・・ヾ(o・ω・)ノ個人的な意見です

 

31番札所 光岩山 釈迦院 彌勒蜜寺

岩槻大師は真言宗智山派のお寺でご本尊は大聖不動明王を中尊とする五大明王降三世明王軍荼利明王大威徳明王金剛夜叉明王)、五大力尊です

この五大明王弘法大師御作のものとされ、お寺の創建もお大師様生誕の宝亀5(774)年でありお大師様とのご縁が多く伝えられる岩槻最古の古刹です

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駐車は山門前か本堂前、右側には三十六童子像に囲まれた写経剃髪殿があります

最初こちらが不動堂?と思ったくらい立派でした

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納経所はちょっとした事務所のような雰囲気です

地下仏殿お砂ふみ遍路

まず地下仏殿のお砂踏みを勧められました(200円)

参道に埋められているお砂踏みはいくつか見てきましたがこちらはかなり本格的

笈摺を着て地下の道場に降り、88カ所のお大師様像と十三仏像にお参りしながら足元のお砂を踏んでいきます

最初に自分の守り本尊を確認して、特にその場所ではしっかりとお祈りしてくださいと教わりました

回り終えて本堂へ戻り、ご本尊の左側にある高野山大師様に手を合わせます

ちなみに事務局では守り本尊カードが用意されていて(500円)お砂踏み遍路をする度にチェックしていけるようになっています

88回回ると満願となるそうです

一度はやってみる価値があると思いました

 

うっかりお不動様巡礼だということを忘れそうになる

ご本尊のお参りもこのお砂踏み遍路に組み込まれているため最初に手を合わせていくんですが、本来のお不動様への読経と御真言をしそこねるところでした(汗

 

御朱印

納経所で関東三大不動御朱印とお遍路道場・遍照尊をいただきました

他にも弘法大師様のもの(南無大師遍照金剛)も用意されているみたいです

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ちなみに墨移り防止のための挟み紙にもお不動様がいらっしゃいます

なかなか格好良いです

 

(2017年3月25日参拝)

 

関東三十六不動 30番 總願寺

長瀞から加須(かぞ)市の總願寺へ

車で1時間ちょっとの道のりヾ(o・ω・)ノ

 

関東三大不動

總願寺は成田山高幡不動と並ぶ関東三大不動の一つ

何度かいても覚えられないのでもう一回整理のために書いておきます

成田山新勝寺 ②高幡不動はどこを見ても確定

③大山不動尊(大山寺)or不動ヶ岡不動尊(總願寺)or高山不動尊(常楽院)

高山不動尊は埼玉県飯能市の山奥にあるみたいで、冬至に合わせて御開帳がされるとか

平成29年の冬至は12月22日(金)ですね、とりあえずメモだけはしておこう…

 

30番札所 玉嶹山 不動院 總願寺

總願寺は真言宗智山派のお寺でご本尊は不動明王です

本堂の不動堂は天保年間のもの・・とのことなので1800年くらい?

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この日は参拝の人もほとんど見かけることなく静かなお寺というイメージでしたが節分会をはじめ催事はかなり大きく行われるようです

 

期間は不明ですが現在平成の大改修事業が進められていて、境内に案内の看板がありました(基金募集期間が2007~2011年)

金ぴかになっている山門もこの大改修事業の一環のようです

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本堂も近くでみると迫力があります

中は暗く、入口からではご本尊を見ることはできませんでした

ガイドブックでもご本尊は写真がなさそう(写真にあるのはおそらく倶利伽羅不動剣だと思われる)

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大日堂(こちらも平成の修復中)

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倶利伽羅不動剣の石碑

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御朱印

客殿入口の納経所で関東三大不動御朱印をいただきました(400円)

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一度いってみたい節分会

本堂の脇には今年の節分会の年男の名前がずらりと並んでいました

結構芸能人の名前もあり、お寺のホームページによると豆まきは380年前からの由緒があり、当日は数万人の人出があるんだとか

不動ヶ岡不動尊總願寺 節分会

 

この日の静かな境内からは全然想像できません・w・;

 

2017年3月25日参拝

 

 

 

関東三十六不動 29番 苔不動・洞昌院

埼玉は秩父地方へやってきました

今回は車で関越道花園インターから長瀞へ向かいます

秩父といえば秩父鉄道秩父音霊場巡りや三峰・秩父宝登山神社など興味は尽きませんがまたいつかの機会に

車で向かったのも、ここ29番洞昌院と30番總願寺が駅から徒歩だとちょっときつそうかなと思ったためです

 

ふっかちゃんに迎えられる

インター降りてすぐ道の駅はなぞの

ゆるキャラ界で有名なふっかちゃんが出迎えてくれます

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長瀞までは30分はかからないけど、そこそこ走る感じ

 

29番札所 不動山 洞昌院 白山寺

洞昌院は真言宗智山派のお寺でご本尊は不動明王、萩の寺としても有名なようで長瀞七草寺の一つとなっています

七草寺は秋の七草を1種類ずつ境内に植えられているお寺を集めたもので、長瀞町秩父鉄道のホームページで公式に紹介されています

秋といいますが、実際には7月下旬~9月下旬に見ごろを迎えるようで、8月下旬~9月上旬が見ごろの時期の重なる頃のようです

秋というより残暑厳しい折ですねorz

専用御朱印帳などもあるみたいです

 

さて、お彼岸を過ぎたとはいえまだまだ寒い冬

萩はさすがに時季外れですが

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ちょうどお寺の方がいらして本堂へ案内していただきました

他の巡拝の方も2組ほどいらしてお参りされていました

 

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人生の友として

いい言葉だ・・・ヾ(o・ω・)ノ

どんな御朱印帳なのか確認するの忘れましたがorz

 

お寺の方はかなり熱心な感じで、いろいろとお話を聞くことができました

他の方のブログなどみても「はいいらっしゃい、はい御朱印ね」という感じではなさそうだなぁ・・とは思っていましたがw

こういうときは素直に教えていただくのが絶対に良い(・▽・)ということで智山派の勤行式を100円でわけていただいたりしつつ、最低限のお経の唱え方などを勉強してきました

「開経偈→般若心経→不動経→御真言→回向文」が、最低限の読経の順序とのことでした

天台のお寺では不動経のほうが先かも?今のところはこれに礼拝を加えたものを余裕があるときは1セットでお唱えするようにしています

 

本堂からの景色、夏は暑そう・・・

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御朱印

納経所で差替えの御朱印(400円)をいただきました

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奥の院への道は険しい

本堂の裏に不動山があり、徒歩で登ることもできるようなのですがかなり険しい道のりのようで今回は断念

ただ、車でぐるっと回り込んでいくこともできるみたいです

ストリートビューで見てみたら苔不動尊入口という看板がちらっとみえました)

ガイドブックでは山頂付近に苔不動尊が・・とあるのですがこの奥の院がそれなのかはちょっとわかりませんでした

2周目をゆっくりまわることができればぜひ登ってみたいなぁと思っています

 

2017年3月25日参拝