万松山 延命寺(ぽっくり往生の寺)、牡丹を見に行ってきました
関東三十六不動霊場めぐりの時、高尾山や西新井大師で知った、東国花の寺百ヶ寺
GWの牡丹に合わせて神奈川11番、延命寺に行きました
小田急線新松田駅から徒歩で5分ほど、境内に広い駐車場もあります
満開のピークは例年4月下旬~5月上旬とのことでしたが残念ながら今年は少し過ぎてしまったようで、境内に残っているいくつかの牡丹を見て回りました
万松山 延命寺(東国花の寺神奈川11番)
延命寺は文明4(1472)年創建の曹洞宗のお寺でご本尊は聖観世音菩薩です
時代劇で有名な桜吹雪の遠山の金さんの直系のご先祖様が母の菩提を弔うために建立したと伝えられているそうです
牡丹
山門から本堂までの道を中心に牡丹が植えられています
パンフレットによると平成9年に約2千本の牡丹を植えたとのこと
4月中旬には毎年牡丹まつりも開かれています
境内を歩く
境内は結構広いです
車は本堂前まで入ることができるようです
入口から山門、本堂
観音堂
観音堂は宝亀元年(770)に建立され、ご本尊の薬師如来と聖観世音菩薩、行基作胎籠馬頭観音土仏2体がおさめられています
江戸時代に近隣の沢尻部落より延命寺境内に移されたということです
現在の沢尻集会施設は延命寺からは南西に650mくらい、本当に近隣だったんですね
地名がなんとなく聞き覚えがあるなと思って調べてみたら、日本昔話にこの沢尻が舞台になっているお話がありました
坂東5番勝福寺と思われる飯泉の観音様という言葉も出てきます
ポックリ弁天堂
昭和38年に観音堂から2体の観音様を移し、弁天様と安置したというのがこのポックリ弁天堂
腰、シモ、スソの世話にならず安らかに往生を遂げることができるそうです
御朱印
本堂右手の庫裏(客殿かも?)にて東国花の寺の御朱印をいただきました
少し対応が不慣れな印象がありましたが立派な墨書きをいただきました
①奉拝・小田急沿線武相観音第二十二番 ②日付 ③馬頭観世音・印 ④万松山延命寺・東国花の寺百ヶ寺・萬松山延命寺
ご本尊は聖観世音菩薩と聞いていましたが、東国花の寺の御朱印とお願いして書いていただいたのは馬頭観世音でした
一番古い仏様になるからかな?
そして気になる右上の朱印・・・
小田急沿線武相三十三観音霊場
その名の通り小田急線沿線の寺院で構成される観音霊場のようです
霊場紹介によると開創は1936(昭和11)年とかなり古くからあるものですが、現在は活動はしていないみたいです
寺院リストを載せているホームページがありましたのでリンクしておきます
結構他の霊場巡りでいく札所も含まれていますね
> 小田急沿線武相三十三観音霊場 - ニッポンの霊場 - 日本各地の巡礼霊場をご紹介
今日の一枚