御朱印たび

神社・寺院の参拝日記どこでも御朱印帳は持っていきます(笑 

東京十社巡り、白山神社と関東松尾神社

 

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(平成29年5月28日参拝)

 

東京十社の一つ、白山神社へ行ってきました

他の十社と比べるとこじんまりとした静かな神社でしたが、6月に入ると境内のあじさいが満開でお祭りも開催されるようです

ちなみに通常時期のご朱印は基本的に書置きの授与となります

お正月やあじさい祭りの期間など人出がある時期には書き入れしていただけるという話もあります

 

白山神社

白山神社天暦2年(948)、加賀国一之宮の白山(比咩)神社を勧請したと伝えられています

御祭神は菊理姫命(くくりひめのみこと)※白山比咩神と同一神、伊弉諾命(いざなぎ)・伊弉冊命(いざなみ)

菊理姫命は黄泉比良坂の逸話でイザナギイザナミの口論となったのを仲裁したということで縁結びの神とされているそうなんですが、どちらかというと断ち切ったような気がする・・・(;・ω・)マァキニシナイ

 

当社は最初は現在の本郷一丁目(水道橋・東京ドームの近く)、その後江戸時代、2代将軍秀忠の時代に現在の小石川植物園内へ移り、さらに5代将軍綱吉の屋敷造営のため明暦元年(1655)現在地に移ったそうで、この付近の「白山」という地名の由来となりました

 

 

毎年6月には文京あじさいまつりが開催され、境内や隣接する白山公園の紫陽花は3,000株近くになるそうですこの期間中は普段入れない富士塚が公開されるということでした

先日の羽田神社や以前訪れた品川神社にもありましたが、神社と富士塚は結構ある組み合わせなのですね

 

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御由緒書き、クリックで拡大ヾ(o・ω・)

 

 

境内を歩く

歩く・・・といっても意外と境内はこじんまりとしています

鳥居をくぐって参道脇に一般の有料駐車場があったり都心ならではの光景でした

 

鳥居

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本殿

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社務所

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お昼の時間は受付が閉まっています

社務所と本殿の間に富士塚への通路があるそうですが、あじさい祭り期間のみの公開となっていてこの日はいけませんでした

 

狛犬

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普段狛犬はあまり写真に撮らないのですが、なんとなく愛嬌のある顔だったので撮ってみましたw

 

紫陽花の開花にはちょっと早かったようで、まだ緑の紫陽花の株が参道を彩っていました

今回は富士塚だけでなく見られなかった境内社も多かったのでまた立ち寄りたいと思います、白山公園からは本殿をうしろから望むことができるみたいです

 

御朱印

先にも書きましたが、通常の御朱印は書置きのみとなります(300円)

ただ一枚一枚半紙に書かれたものを厚紙で挟み込んで輪ゴムまでかけてくださっていて気づかいがうれしいものでした

墨書きもかなり迫力があります

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関東松尾神社

白山神社本殿の左には関東松尾神社がひっそりとあります

ずいぶん昔「夏子の酒」という漫画でお酒の神様のことを松尾さまと呼んでいるのを見ましたが、その醸造神を祀る京都の松尾大社から勧請された神社らしいです

 

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御祭神の大山咋神(おおやまくいのみこと)はこの松尾神社や日枝大社で祀られている御祭神、そういえば相模国三ノ宮の比々多神社の相殿神に大酒解神(おおさかとけのかみ)として大山祇神が祀られていましたが、大山祇神大山咋神は度々混同してしまいよくわからなくなってしまいますorz