御朱印たび

神社・寺院の参拝日記どこでも御朱印帳は持っていきます(笑 

伊豆88 第23番 日金山東光寺~箱根に祀られていた金銀2つの地蔵尊

 

 

f:id:ms825ft:20170903155817j:plain

(平成29年6月10日参拝)

 

いろいろ生活がばたばたしていて、参拝もブログも思うようにできずorz

すでに2か月以上過ぎてしまいましたが、伊豆88その後です

松崎や下田の御朱印ウォークは都合がつかず回れませんでしたが、伊豆にはここ数年縁があるので近くの札所を少しずつ回っていこうと言っているところです

 

今回参拝したのは箱根の山から伊豆半島へ抜ける伊豆スカイラインの熱海峠IC入り口付近、十国峠山頂から徒歩でも行ける第23番札所・東光寺です

 

第23番札所 日金山 東光寺

日金山東光寺(ひがねさんとうこうじ)は真言宗のお寺でご本尊は延命地蔵菩薩

このご本尊は源頼朝が建立したとされており、東光寺ももとは伊豆山神社の元宮とされておりました

伊豆地方の死者の霊魂はこの日金山に集まるといわれていて、お彼岸にお参りすると知り合いの後姿を見つけることができるんだとか

現在は無住のため、納経は24番札所の般若院で受け付けていただけます

なおお寺のホームページでは塔婆供養・御朱印は事前に電話連絡をと書かれています

ホームページがいつの頃のものかちょっとわからないので確認が必要そうです

>日金山 東光寺

 

境内を歩く

伊豆スカイラインの少し手前を熱海日金山霊園方面へ入り、霊園駐車場を通り過ぎると対向車がきたらやばい・・・という感じの細道になります

車が一台ぎりぎり通れるくらいで結構きつい山道です

十国峠山頂からのハイキングコースもあるので、のんびりのときはそちらからでもよさそうです

境内までたどり着くと結構開けていて、集会所になりそうな建物や納経所などお彼岸のころはにぎやかになるのかな?という感じのお寺でした

 

参道から本堂を望む

f:id:ms825ft:20170903151559j:plain

窓越しに本堂をのぞくと大きなお地蔵様がいらっしゃいました

 

ユニークな表情の石仏も

f:id:ms825ft:20170903153259j:plain f:id:ms825ft:20170903153322j:plain

閻魔王と脱衣婆だそうです

婆のほうが怖い・w・;

 

鐘楼と相模湾・湯河原方面の眺め

f:id:ms825ft:20170903151704j:plain f:id:ms825ft:20170903151724j:plain

鐘楼のところから相模湾が見えるんですがちょうど木々の間に街と海がみえて壮観でした

 

縁起の看板と納経所

f:id:ms825ft:20170903151815j:plain f:id:ms825ft:20170903151834j:plain

看板に供養の初穂料金表などがありましたが、集印のところをみると、伊豆88・駿河一国・横道33の3つの札所を兼ねているようです

ともに観音霊場で駿河島田市など静岡の西側から沼津にかけて、横道(よこみち又はおうどう)は南伊豆を中心に札所があるようでここ熱海は各霊場のエリアからは結構はずれているような気もします(だから番外なのか・・?)

 

御朱印

今回は誰もいらっしゃらないのでいただくことはできませんでした

24番へ行ったときにいただく予定です

ネットで検索してみたけど、こちらの御朱印は出てこなかった・・・

上の脱衣婆なんかはでてきたんですが(笑

 

 

箱根の金銀地蔵尊

箱根には日金山と白銀山があって、かつて金銀2つの地蔵尊が祀られていたと伝えられています

金はここ東光寺、銀は小田原市板橋にある板橋地蔵尊で、こちらの延命子育て地蔵菩薩像は弘法大師作と伝えられています

この地方では、新仏が出たときは3年間続けて板橋地蔵尊に参詣する慣習があるといい、大祭の日にお参りすると亡くなった人と瓜二つの顔の人に会えるといわれているそうで、日金山のお彼岸にお参りすると知り合いの後姿を見つけることができる、という話に通じるものがあります

ちょうど8月の縁日が板橋地蔵尊の大祭だったのですが、あまりに混雑するということで静かな時に一度行ってみたいと思っています

 

今日の一枚

f:id:ms825ft:20170903161510j:plain