関東三十六不動 第16番→5番、豪徳寺
この記事で参拝した寺社
今回の関東三十六不動は東急田園都市線沿いの旅
東急線沿いは他にもいくつか札所があり、一日乗車券(660円)を使って回るのもよいかと思います
今回は豪徳寺をスタートして世田谷線で三軒茶屋の教学院、田園都市線に乗り換えて溝の口からバスで等覚院へ向かうコースです
大谿山(だいけいざん) 豪徳寺
小田急線豪徳寺駅、または東急世田谷線宮の坂駅から徒歩でいけます
正門は宮の坂駅側で、裏門は閉じていることもあるようなので豪徳寺駅からだと広い境内の反対側まで歩くことになるかも?
宮の坂駅のお宮はおそらく隣に鎮座する世田谷八幡宮のことかと思います
こちらは江戸郊外三大相撲の一つとされるお宮とのことで、御朱印にも相撲の絵柄が入っているようです(今回は立ち寄れませんでした)
豪徳寺は招き猫発祥の寺ともいわれ、彦根藩主井伊直孝が井伊氏の菩提寺として整備したお寺とのこと、この猫がゆるきゃらの「ひこにゃん」のモデルになっていて、納経所にイラストが飾ってあったりしました
ネットでよく見る招き猫だらけー!の部分は本当に広い境内のほんの一部で全体的にはとても大きな落ち着いたお寺です
招猫殿(招猫観音を祀る)の隣にはすごい招き猫たちが
御朱印は総受付でご本尊釈迦牟尼仏のものをいただきました
総受付では招き猫やオリジナルの御朱印帳も売っていました
目青不動尊 竹園山 最勝寺 教学院(第16番札所)
余談ですが、世田谷線は電車ながらまるでバスのような電車で面白かったです
沿線には松陰神社など有名な寺社がいくつかあるようです
さて、目青不動は五色不動など有名でさぞかし多くの人が・・!と思っていたら参拝の人は何人かいるもののとても静かな雰囲気のお寺でした
そもそも目黒や目白はJRの駅にもあるので知っていましたが、目赤や目青・目黄まであるのはこの巡礼で初めて知りました
いわゆる四神は東西南北の色がありますが、五色不動の色はこの方角とはまた違うもののようです
そういえば田無神社の五龍神は色と方角が四神とあっていましたね
御朱印は納経所にて、受付の看板が出ていますのでわかりやすいかと思います
神木不動尊 神木山 長徳寺 等覚院
つつじ寺・ぜんそく平癒で有名な等覚院です
バスでの移動ですが、川崎市営バスは少し離れた丘の下で降りることになるのでできれば梶ヶ谷ー登戸or向ヶ丘遊園を結ぶ東急バスで神木不動のバス停から行くほうがいいと思いました
市営バスの途中アナウンスで「身代わり不動へはこちらでお降りください」とあったので近くにも別のお不動様があるのかも?
(追記:調べたところ武相不動28か所の第2番の札所みたいです)
東急バスだとバス停を下りてすぐの交差点が等覚院入口、壺の焼き芋屋さんを目印に入っていくとすぐにつけます
この日は1/28でどこの札所でもたいてい初不動
等覚院でもちょうど初不動護摩の最中でした
明らかに飛び入りできる感じじゃないよなあと思いましたが、途中でも大丈夫なのでどうぞご参加くださいと声をかけていただき約1時間の初不動に参加してきました
これまで参加してきたお寺の護摩供と違い観光客っぽい人はほとんどいません
年配の方も多かったので檀家さん・ご信徒さんがほとんどだったのかなと思います
ガイドブックにもご本尊は絶対秘仏と書いてあったので覚悟はしていましたが総開帳とはいえご本尊を拝むことはできませんでした
帰りがけに神木山の焼き印入りのどら焼きと御朱印をいただきました
次回はまた東急線沿いに日吉→等々力→目黒→川崎と回るか、それとも都内の東側を頑張ってみるか・・