関東三十六不動 30番 總願寺
長瀞から加須(かぞ)市の總願寺へ
車で1時間ちょっとの道のりヾ(o・ω・)ノ
関東三大不動
何度かいても覚えられないのでもう一回整理のために書いておきます
③大山不動尊(大山寺)or不動ヶ岡不動尊(總願寺)or高山不動尊(常楽院)
高山不動尊は埼玉県飯能市の山奥にあるみたいで、冬至に合わせて御開帳がされるとか
平成29年の冬至は12月22日(金)ですね、とりあえずメモだけはしておこう…
30番札所 玉嶹山 不動院 總願寺
本堂の不動堂は天保年間のもの・・とのことなので1800年くらい?
この日は参拝の人もほとんど見かけることなく静かなお寺というイメージでしたが節分会をはじめ催事はかなり大きく行われるようです
期間は不明ですが現在平成の大改修事業が進められていて、境内に案内の看板がありました(基金募集期間が2007~2011年)
金ぴかになっている山門もこの大改修事業の一環のようです
本堂も近くでみると迫力があります
中は暗く、入口からではご本尊を見ることはできませんでした
ガイドブックでもご本尊は写真がなさそう(写真にあるのはおそらく倶利伽羅不動剣だと思われる)
大日堂(こちらも平成の修復中)
倶利伽羅不動剣の石碑
御朱印
客殿入口の納経所で関東三大不動の御朱印をいただきました(400円)
一度いってみたい節分会
本堂の脇には今年の節分会の年男の名前がずらりと並んでいました
結構芸能人の名前もあり、お寺のホームページによると豆まきは380年前からの由緒があり、当日は数万人の人出があるんだとか
この日の静かな境内からは全然想像できません・w・;
2017年3月25日参拝
関東三十六不動 29番 苔不動・洞昌院
埼玉は秩父地方へやってきました
今回は車で関越道花園インターから長瀞へ向かいます
秩父といえば秩父鉄道で秩父観音霊場巡りや三峰・秩父・宝登山神社など興味は尽きませんがまたいつかの機会に
車で向かったのも、ここ29番洞昌院と30番總願寺が駅から徒歩だとちょっときつそうかなと思ったためです
ふっかちゃんに迎えられる
インター降りてすぐ道の駅はなぞの
長瀞までは30分はかからないけど、そこそこ走る感じ
29番札所 不動山 洞昌院 白山寺
洞昌院は真言宗智山派のお寺でご本尊は不動明王、萩の寺としても有名なようで長瀞七草寺の一つとなっています
七草寺は秋の七草を1種類ずつ境内に植えられているお寺を集めたもので、長瀞町や秩父鉄道のホームページで公式に紹介されています
秋といいますが、実際には7月下旬~9月下旬に見ごろを迎えるようで、8月下旬~9月上旬が見ごろの時期の重なる頃のようです
秋というより残暑厳しい折ですねorz
専用御朱印帳などもあるみたいです
さて、お彼岸を過ぎたとはいえまだまだ寒い冬
萩はさすがに時季外れですが
ちょうどお寺の方がいらして本堂へ案内していただきました
他の巡拝の方も2組ほどいらしてお参りされていました
人生の友として
いい言葉だ・・・ヾ(o・ω・)ノ
どんな御朱印帳なのか確認するの忘れましたがorz
お寺の方はかなり熱心な感じで、いろいろとお話を聞くことができました
他の方のブログなどみても「はいいらっしゃい、はい御朱印ね」という感じではなさそうだなぁ・・とは思っていましたがw
こういうときは素直に教えていただくのが絶対に良い(・▽・)ということで智山派の勤行式を100円でわけていただいたりしつつ、最低限のお経の唱え方などを勉強してきました
「開経偈→般若心経→不動経→御真言→回向文」が、最低限の読経の順序とのことでした
天台のお寺では不動経のほうが先かも?今のところはこれに礼拝を加えたものを余裕があるときは1セットでお唱えするようにしています
本堂からの景色、夏は暑そう・・・
御朱印
納経所で差替えの御朱印(400円)をいただきました
奥の院への道は険しい
本堂の裏に不動山があり、徒歩で登ることもできるようなのですがかなり険しい道のりのようで今回は断念
ただ、車でぐるっと回り込んでいくこともできるみたいです
(ストリートビューで見てみたら苔不動尊入口という看板がちらっとみえました)
ガイドブックでは山頂付近に苔不動尊が・・とあるのですがこの奥の院がそれなのかはちょっとわかりませんでした
2周目をゆっくりまわることができればぜひ登ってみたいなぁと思っています
2017年3月25日参拝
武相不動尊大開帳、巡拝4日目・結願(5/28)
当初14時からの結願大法要に合わせていく予定だったのですが、駒込の目赤不動の酉年正五九本尊開帳(酉年の正月(1/1と1/28)五月(5/28)九月(9/28)に黄金のご本尊が開帳される)があるとのことで、朝から高幡不動へいって午後は目赤に行くことにしました
高幡不動では護摩修行に参加すると参拝者は読経中に内陣へ案内され、新しいご本尊を間近で拝観することができました
護摩修行後の法話の中で、新しいご本尊も平成9年から早20年たっているそうで、当初は漆塗りのもっと赤い色が目立つお不動様だったけれども護摩の煙にあたってすっかり貫禄がついたとおっしゃっていました
前回関東三十六を回るため初めて来たときはあまりゆっくりできなかったので、今回は奥殿の国宝・丈六不動三尊像をはじめとする寺宝の拝観、大日堂の鳴り龍、各お堂や五重塔など気づけば2時間近く経っていました
奥殿は300円、大日堂は200円拝観料がかかりますが、平安・鎌倉期の不動像や絵図などがあり見る価値は高いと思いました
特に鳴り龍はとても不思議、あの床の真ん中に立って柏手を打つとビィィィンと空気が震える音がするのに、少し離れたところで他の人がやっているのを聞いていても全然響かないんですね
大師堂の裏では山アジサイが少し開花していました
最後に事務局で御朱印をいただきましたが、さすがに複数の札所になっているだけあって結構待ちました
お参りがすんだら一度御朱印帳を預けて境内を散策するほうが良かったかも
というわけで短い御開帳期間でしたが、無事武相二十八不動尊結願しました(๑>◡<๑)
各お寺の思い出はまたゆっくりまとめたいと思います
なにせ、3/末くらいからの参拝日記がまだ全然追いついていないという・・・orz
武相不動尊大開帳、巡拝3日目(5/21)
すっかり間があいてしまいましたが、巡拝3日目
横浜の日中の気温は30℃まで上がったようで、電車と歩きはなかなかハードな一日でした(笑
お不動様巡りの方も何人かお見掛け・お話しましたが、GW期間中ほどではありませんでした、もう皆さん回り終えているのかな?
今回は京急線を羽田から横浜方面へいくコースで、25番→(羽田神社)→22番→27番→19番→20番→18番→16番→15番と8つの札所を回りました
駅からの距離が短くても、回数が増えるとやはり多く時間がかかるのと27番へ行く際に南武線の電車本数を把握していなかったので30分以上ロスしました(笑)
27番成就院へは、しっかり時間を見てから行くか川崎駅からバスがおすすめヾ(o・ω・)ノ!
(写真は16番無量寺)
さてこれで残すは28番の高幡不動のみ、来週5/28の結願大法要に行って武相のお不動様は結願できる予定です
Googleマイマップの武相二十八不動霊場のコメントと駐車場情報もほぼまとまりましたので、サイドバーのリンクにいれてみました
御朱印帳については2カ所ご住職不在などで書置きをいただくことになりましたが、ほぼすべての札所で書き入れしていただくことができました
ありがとうございました
また1番からダイジェストで振り返る記事を書きたいと思います
酉年開帳もあと一週間、今週も回る方はどうぞ暑さにお気をつけて!
関東三十六不動 第20番 深川不動堂と富岡八幡宮
(2017年3月19日参拝)
長い一日でしたが、やっとこの日最後の札所へ到着
都営地下鉄大江戸線より近くて参道を通ってまっすぐ入れるので東京メトロのほうがおすすめ、門前仲町の深川不動堂です
永代寺と富岡八幡宮・深川不動堂の関係
門前仲町周辺を地図で見ると、深川公園・深川不動堂・富岡八幡宮そして永代寺が隣接して並んでいます
この辺りは江戸以前の神仏習合、明治の神仏分離により移り変わっていったようです
歴史的にはまず1624年(寛永4年)、この地を開拓する際工事が難航したことから「波除八幡」の別名を持つ富岡八幡宮(神奈川県横浜市)から御分霊を観請し深川の富岡八幡宮が創建されます(波除八幡は横浜の八幡宮の山が 応長の大津波から部落を守った事に由来)
(当時は寺院>神社という力関係で、宮司の上に別当という僧職がおり、神社を管理する別当がいる寺院を別当寺と呼んだ)
この地域では当時大変大きな寺院だったようで、永代寺の門前町として栄えたこの地を門前仲町と呼ぶようになります
この永代寺が江戸時代成田山新勝寺の江戸出開帳の会場となり、その後成田山の御本尊の御分霊を観請した出張所が(富岡八幡宮境内に?)設けられ成田山まで行かなくても江戸でお不動様を参拝することができるようになります
この出張所「成田山御旅宿(おたび)」が現在の深川不動堂の始まりです
明治に入り神仏分離令の関係で永代寺は廃寺となり、その跡地は深川公園と八幡宮境内に残ることを許されなかった出張所を移転・改称して「成田山深川不動堂」になります
また旧永代寺の塔頭の吉祥院が名称を引き継ぎ現在の永代寺が再興されました
・・・ということで門前仲町駅周辺に広がる深川公園~不動堂~富岡八幡宮はもともとは旧永代寺を中心とする一つの境内としてまとまった存在だったというとらえ方でよいのかなと思います
20番札所 成田山新勝寺東京別院 深川不動堂
関東の別院は東京・横浜・川越の3カ所で、この三十六不動ですべて回ることができます
初めて参拝しましたがちょうどお護摩祈祷が行われていましたが多くの人が集まっていました
明治時代に神仏分離で深川不動堂ができたあとも、関東大震災・東京大空襲によって二度も本堂をはじめとした建物は焼失してしまったそうです
1951(昭和26)年に千葉県にあった寺院の本堂を移築して復興されたのが現在の正面にある旧本堂
さらに平成23年に開創310年記念事業として完成したのが、お不動様の御真言に囲まれたとてもインパクトのある新本堂です
手元の関東三十六不動霊場ガイドブックは平成27年改訂とありますが、まだこの新本堂は反映されていませんでした
御朱印
いつもの関東三十六不動霊場の差替えです、関東でない場合はレイアウトが少し違います
オリジナル御朱印帳もあります
①奉拝・修行関東不動霊場第二十番 ②本尊不動明王・梵字 ③深川不動堂・因陀羅童子・成田山深川不動堂
富岡八幡宮へ
この記事を書くために調べていて初めて本社が横浜にあることを知りました
神仏習合の時代は、お寺と寺院隣り合わせにある状態でどういうお参りだったのかな?とふと思いました。
大きな神社の本社と境内社・摂社、大きなお寺なら本堂とその他のお堂みたいな感じだったんでしょうか?
御朱印
①奉拝 元准勅祭十社之内 ②富岡八幡宮 富岡八幡宮 ③日付 深川祭神輿の印
帰りに東京水天宮へ寄り道
以前いただいたお守りを納めるためにちょっと寄ってきました
古い社殿の記憶が強くてまだ新しい水天宮を見慣れていません
御朱印は以前もいただいたので今日は頂かず
そういえば日本橋七福神途中がまだ途中でした、松島神社に何度か行ったけど留守のことも多いようでそこでストップ
すでに当時の御朱印帳はいっぱいになっていますし、お正月期間に七福神専用の御朱印帳を用意してまたでなおそうかな?
関東三十六不動 19番 目黄不動尊
江戸五色不動の中心
ちょっと駅から徒歩では距離がありますね、商店街を抜けると少し道が狭くわかりにくいので注意が必要でした
19番札所 牛宝山 明王院 最勝寺
最勝寺は天台宗の寺院で本堂のご本尊は釈迦如来、不動明王は不動堂に祀られています
納経所の玄関から不動堂の中へ進むことができ、ご本尊像間近でお参りすることができます
ガイドブックにもありますがまさに大火焔を背負う不動明王像は大変な迫力がありました
不動堂の中、本尊の前に目赤不動でもあったセルフ式・w・?護摩木があったのでここでも記入、隣には「目黄不動堂勤行儀」の経本があり、購入可能だったので御朱印と合わせてお願いしました(1000円)
懺悔文~開経偈~不動経(和文読み)~般若心経~南無三十六童子~御真言~回向という流れで大変使いやすくその後の不動霊場巡拝では必ず持って行っています
御朱印
納経所で差替えの御朱印(400円)をいただきました
複数の目黄不動
江戸五色不動めぐりでは目黄不動は2つの寺院を回ることになっていて、そのもう一つの寺院が三ノ輪にある永久寺です
目黄については他にも複数の寺院が過去または現在その名を名乗っているとされていて機会を見てぜひひとつひとつ回ってみたいと思っています
- 永久寺(東京都台東区三ノ輪):江戸五色不動
- 最勝寺(東京都江戸川区平井):江戸五色不動・関東三十六不動
- 龍巖寺(東京都渋谷区神宮前)
- 眞覺寺(真覚寺、東京都昭島市玉川町)
- 不動院(東京都港区六本木)
- 勝国寺(東京都世田谷区世田谷):目金不動
関東三十六不動 21番 薬研堀不動院とスカイツリー
武相を回り始めていますが、関東の記事がまだまだ書ききれていないという体たらくヾ(o・ω・)ノ
すでに一カ月以上前の話なんですがちまちま書いていきます・・・orz
(2017年3月19日参拝)
東日本橋の江戸三大不動
浅草から都営浅草線で東日本橋まで移動、駅から徒歩5分で薬研堀不動院です
こちらは目黒・目白と並んで「江戸三大不動」の一つに数えられています
21番札所 川崎大師東京別院 薬研堀不動院
薬研堀不動院は真言宗智山派・川崎大師の東京別院となっている寺院です
本堂の建物自体はきれいで新しく見えましたが、本尊不動明王は平安時代末期真言宗智山派・豊山派の開祖とされる興教大師御作のもので開創も安土桃山時代までさかのぼる歴史ある寺院のようです
御朱印
本堂内の納経所でいただきました(400円)
オリジナルかどうか不明ですが、御朱印帳も販売しているようです(紺・紅各1000円)
(もしかしたら川崎大師の布製のものと同じかも・・・?)
本堂から見える奇跡のスカイツリー
実は知らずにそのまま帰るところだったんですが、ちょうど参拝に来ていた方が階段のところから遠くを見るしぐさをしているので何かと伺ったところ、ここからスカイツリーが見えるとのこと
はて?(o・ω・)
ヾ(o・ω・)ノずーむ!
ヾ(o・ω・)ノまじっすか!
こんなビルの隙間にちょうどスカイツリーとか奇跡としかいいようがないなぁと思いましたが、実際曇りがちだったりして見えないことも多いです
見えたら運がいいみたいですね(笑
このあと新橋の烏森神社によってから目黄不動へ向かいました
ms825ft.hatenablog.com